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身近なモノやサービスから学ぶ「情報」教室①
情報社会と情報技術
土屋 誠司 編著
内容紹介
新時代へのパスポート
「AI人材」や「高度IT人材」を目指す人のみならず、今やコンピュータサイエンスやデジタル技術に関する知識は〈これから〉の時代を生きていくすべての人に必要なものになりました。
学校教育の現場では「GIGAスクール構想」のもと1人1台タブレット端末が配布され、小学生のときからデジタル教材やプログラミングに触れる機会が増え、この動きは中学校にも拡大しています。高校では「情報Ⅰ」の新科目が必修となり、2025年から大学入学共通テストへの導入が決まりました。
新しい時代へのパスポートとなるこの全5巻のシリーズは、日常生活の中で見聞きする話題から始まり、まるで紙面上で実際に授業を受けているような感覚が味わえる、読みやすくて楽しい入門書です。
シリーズ第1巻は、情報技術の発展に伴う社会構造の変化からリテラシーやセキュリティに関するさまざまな問題、AI〈人工知能〉が変えていく未来について学びます。
【シリーズの特長】
◆親しみやすい話題から始まる
各章のテーマに関する〈身近なモノやサービス〉の事例やエピソードを紹介。
◆高校で学ぶ「情報」の学習範囲に準拠
2022年度開始の新科目「情報Ⅰ」、2023年度開始の「情報Ⅱ」をフォロー。
◆理解を助ける豊富な写真や図表
イメージしにくい概念や考え方をビジュアル面から補足。
◆学生から社会人まで役立つ
中高生からの独習~社会人の学びなおし(リスキリング)ニーズに対応。「ITパスポート」「基本情報技術者」試験の受験者や「情報」教科担当職員の事前学習用に最適。もっと見る
目次
Chapter 1 情報とメディア
1-1 データと情報、メディア
1-2 情報の可視化
1-3 コミュニケーション手段
1-4 情報ツールのメリットとデメリット
Chapter 2 情報技術の発展
2-1 コンピュータの歴史
2-2 人間社会の変化
2-3 デジタル通貨の誕生
2-4 AIによる「働き方改革」
Chapter 3 情報社会の進展
3-1 無線LAN
3-2 IoTと家電、道具
3-3 データマイニング
3-4 バーチャル技術
Chapter 4 情報社会の問題
4-1 情報格差
4-2 健康への影響
4-3 テレワークやリモートワークの問題
4-4 問題の発見と解決
Chapter 5 情報システム
5-1 情報デザイン
5-2 ユーザビリティ
5-3 アクセシビリティ
5-4 ユニバーサルデザイン
Chapter 6 情報リテラシー
6-1 情報倫理
6-2 モラルとマナー、エチケット
6-3 身近な犯罪
6-4 情報の取り扱い
Chapter 7 情報に関する法律や制度
7-1 個人情報とプライバシー
7-2 個人情報保護法
7-3 知的財産権と著作権
7-4 情報技術に関する法律
Chapter 8 情報セキュリティ
8-1 サイバー犯罪やコンピュータウィルス
8-2 情報セキュリティの要素
8-3 組織的対策と個人的対策
8-4 技術的な対策、暗号、認証
Chapter 9 情報社会の未来
9-1 情報社会の変化
9-2 スマートホームとスマートカー
9-3 IoTと地域、地球、環境
9-4 新たなサービスの誕生
Chapter 10 人工知能と人間
10-1 人工知能とその歴史
10-2 人工知能とプログラム
10-3 知能と万能性
10-4 人間が考えるべきこともっと見る
著者紹介
※著者紹介は書籍刊行時のものです。[編著]土屋 誠司(ツチヤ セイジ)
同志社大学理工学部インテリジェント情報工学科教授、人工知能工学研究センター・センター長。同志社大学工学部知識工学科卒業、同志社大学大学院工学研究科博士課程修了。徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部助教、同志社大学理工学部インテリジェント情報工学科准教授などを経て、2017年より現職。主な研究テーマは知識・概念処理、常識・感情判断、意味解釈。著書に『やさしく知りたい先端科学シリーズ はじめてのAI』『AI時代を生き抜くプログラミング的思考が身につくシリーズ』(創元社)、『はじめての自然言語処理』(森北出版)がある。もっと見る
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