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忘れる技術
思い出したくない過去を乗り越える11の方法
岡野 憲一郎 著
内容紹介
思い出すと眠れなくなるつらい過去、頭にこびりついた恨みやこだわり。ときには日常を支配してしまいそうになる、こうした「忘れられないこと」をうまく忘れるためのノウハウを紹介する本。精神科医である著者が体験してきた「忘れられない」さまざまなケースを紹介し、なぜ忘れられないかを、頭と心の両面から平易に解説し、さらに負の感情やこだわりを忘れる11の具体的な方法をまとめた。どれもすぐ実践できる技術ばかり。心に消しゴムをかけ、明日に向かって生きたい人に。もっと見る
目次
「忘れて」もらってもいいまえがき
●第1章忘れられない人々
私自身の忘れられない思い出
忘れられないケース 突然よみがえってくる「外傷記憶」
忘れられないケース けっして消えない恨みの記憶
忘れられないケース 人を傷つけた加害者としての罪悪感
忘れられないケース 過去に時間が逆流するうつ病
忘れられないケース 過去にしばりつけられ、ある行為をくり返す強迫神経症
忘れられないケース 脳が過去の興奮や快感を忘れない薬物中毒
忘れられないケース 病気だとわかってもらえない依存症
忘れられないケース もって生まれた忘れない才能 サバン症候群
●第2章なぜ忘れることができないのか
忘れられない記憶の病理
忘れられる記憶は「善玉の記憶」である
「頭の記憶」と「体の記憶」の深い関係
記憶はどこで作られるか 脳のなかの記憶の工場
忘れられないのは、「欠陥のある記憶」
驚異のサバン現象 天才児はなぜすべてを憶え、しかも忘れないのか?
心の側から見た「忘れられないわけ」
●第3章忘れる技術を伝授する
忘れる技術・その1忘れたい刺激を遠ざける
忘れる技術・その2怒りやフラストレーションを何かにぶつける
忘れる技術・その3賠償を要求する、訴える
忘れる技術・その4人に話す(カウンセリングを受ける)
忘れる技術・その5相手について知る(理解し、許す)
忘れる技術・その6新しい世界に踏み出す
忘れる技術・その7与える人生を歩む
忘れる技術・その8薬物療法を試みる
忘れる技術・その9思考制止術を用いる
忘れる技術・その10バランスシートを用いる
忘れる技術・その11名人に学ぶ 中島誠之助さんの例
あとがきもっと見る
著者紹介
※著者紹介は書籍刊行時のものです。[著]岡野 憲一郎(オカノ ケンイチロウ)
●著者紹介
岡野憲一郎(おかの・けんいちろう)
精神科医・精神分析家
1956年 千葉県生まれ
1982年 東京大学医学部医学科卒業、医学博士
1986年 フランス・ネッケル病院にて研修
1987年 アメリカ・メニンガー・クリニックにて研修・レジデント。カンサス州立病院勤務。
2004年 帰国
現在:国際医療福祉大学所属。心のクリニック石神井、山王メディカルプラザ、聖路加病院、国際医療福祉大学付属三田病院に勤務。
●著書
『心のマルチ・ネットワーク』講談社現代新書
『自然流精神療法のすすめ』星和書店
『外傷性精神障害』『新しい精神分析理論』『恥と自己愛の精神分析理論』岩崎学術出版社『気弱な精神科医のアメリカ奮闘記』紀伊国屋書店など。もっと見る
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